そのに託すには早過ぎる >


title4
title:4-01
四大精霊
・サラマンダーが沈んだ
・ウィンディーネを細切れに
・シルフに囚われ
・ノームは弾けた
RPGで御馴染みの面子ですなぁ。
title:4-02
四季の裏側
・春の蔭
・夏の内側
・秋の鏡面
・冬の舞台裏

徹り過ぎた季節。
忘れ去るべき記憶の欠片は御座いませんか?
title:4-03
四季に臨む
・春雷に誓う
・真夏へ捧ぐ
・秋晴れに乾杯
・冬木立へ託す
各々の季節に翳した想い出。
嗚呼、今、キミはどうしているのだろうか――?
title:4-04
傍迷惑な可愛がり方
・やーい、馬鹿者阿呆のコ!!(ヤベェ超愛しいコイツ。)
・いぢめていぢめていぢめ倒すのが俺の愛情表現だ。
・構って下さい?いい度胸だ。遺書は書いたな?
・知ってる?おれ、御前が大ッ嫌いだよ。

・少し趣向を変えてみよう
・信用されて無いって、カナシイねぇ…。
・そろそろ頃合かな?
・さぁて、僕と居ない間は愉しかったかい…?

・キレイな笑顔でまた悪巧み
・すんごい生き生きしてるよ…アイツ。
・ココ迄頑張ってくれると逆に嬉しいんだろうねぇ。
・匆々簡単にリタイヤしてくれるなよ?―――GOOD LUCK.
サドッ気満載な方や第三者視点で。
纏めて12題でも選り抜き〜題とでもご自由に。
title:4-05
傍迷惑な可愛がられ方
・望むと望まないと巻き込まれな人生の哀しさ
・笑わば笑えって…、本当にやったら撲る癖に
・此れを愛と言うなら、普段のお前の所業はなんだ?!
・神様仏様○○○様どうぞ御慈悲を私めに…っ!!

・平穏なのに背筋が戦く
・ナンダなんだ何だ?!何のつもりだっ。
・淋しい、とか──思っちゃいけない。
・何もかも以前通り。ちょっとホッとしてる自分に納得いかない。

・標的、俺Only.
・何故、其処迄執拗なのか?
・問うのが恐ろしい…その笑顔。
・厄介なのに目を付けられた―――逃げ切ってやる!!

サドッ気満載な方に気に入られちゃった可哀相なコへ。
その内順応しているのに気付いて愕然とすれば良いと思います。
title:4-06
春に唄う恋
・桜並木に佇んで居た君
・「ヒトを待って居るんです。ずっと。」
・待ち人を想う君はとても幸福そうで、キレイで──
・きっと、夏に出逢っていたら変わっていただろうに…。

夏に唄う恋
・まるで春に降る雪のようなヒトでした。
・何時も古風な浴衣姿
・二人の時だけ、世界は静謐だった。
・其れは、蝉時雨と共に消えた物語

秋に唄う恋
・紅葉が引き合わせた出逢い
・可愛いスカートの裾踊らせて、即興タップ
・「もう少し寒くなったら、堂々と腕組めるよね?」
・数多の植物が果てるように僕等の恋が枯れた。

冬に唄う恋
・寒空の下、うずくまっていたオンナノコ
・瞳も鼻も真っ赤にして、もうぐずぐず─―折角可愛いのに…。
・暖かい場所、暖かい食べ物、暖かい君の隣
・冬ってそんなに良いイメージ無かったんだけど…そうでも無いね?有難う!!

今にして思えばこのシリーズ(?)
ちょっと相手が生身っぽくないですね…。
そして、悲恋っぽいんですが、勿論ハッピーエンドにしちゃって構いません。
title:4-07
囁き
・何時まで我慢してるの?
・本当に?
・後悔したくは無いのでしょう?
・言ってしまえば良いじゃないか。

───この声に頷いたのは、望んだのは貴方自身だ。
title:4-08
飴玉
『あ』 赤ちゃんみたいな優しい味
『め』 メロン味が一等好きです。
『だ』 黙ってろってか?
『ま』 まだあるぞー?orまた今度な、

差し出される、何気ない心遣いが可愛い。
あと、いい年したオトナがやると、とてもトキメク。