そのに託すには早過ぎる >


title8
title:8-01
親戚関係
・タラップ降りてステップ踏んで、最高の笑顔で君に挨拶
・『少し見ない間に綺麗になったね』…って、誰の為だと思ってるの?/『相変わらず美人だね』――か、日頃の努力の賜物デスよ。
・あたしは何時だって貴方を見てたわ
・──ズルイ、こんな時だけ…。
・衝撃!!───落ち着けアレはオレの○○○だ。
・なんだか、俺だけ時間に取り残されてる
・そんな顔を見せるな…勘違いするだろ。
・楽しい時間は終わり。破局、結婚だけが結末じゃない/タイムリミット。また、逢いましょう。

『少し〜(略)』はお好みで。
堂々と恋愛するが難しい立場へ置き換えて頂いても宜しいと思います。

title:8-02
男女の双子
・初恋なら生まれる前から済ましているよ。
・僕等に『境』は無かったのに。
・現れ始めた性差に眼を背けたのはどちらが先だったろう…。
・マシュマロと鋼、双つに別れたこの体躯
・言えない事が増えていった、伝わらない事も増えていった
・まだ、君の傍に居て良いよね?
・本当の別れは今生の別れだけだ。『区切り』なんかじゃ終われ無い。
・好きだよ。この世の誰よりも君を知っていて、愛してる。

多分、一番『現実』を突き付けられる関係では無いかと…。
『性』と言うモノも同様でしょう。
title:8-03
誕生
・産声は世界への呪詛である
・「産まねば良かった」――そう後悔するならば、何故腹に居た頃に殺さなかったんだ!!
・一つの『尊厳死』の翌日、上がった歓声と言祝ぎの言葉
・子は親の付属物では無い。同等位の『人間』だ。
・時として、順位を違えた動物とヒトの重さ
・圧し掛かる重圧――次代へ繋ぐ責任
・素直に慶べ無い境遇
・嗚呼、私が存在した意味はこの為だったのですね――?

『生命』に関わるお題、とも。
人間が一番最初に体験する、否…すべき祝福です、産まれると言う事は。
昨今、そうでは無い場合が多いようで…切ないですね。